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重たい現実

またまた精神医学のほうに傾倒している私ですが、今回は「虐待」に興味が集中しています。←悪趣味?

精神の病については、私が鬱病になるズーッと前から興味を持っていました。特に解離性同一性人格障害(いわゆる多重人格)は最も興味のあるところでした。

別々の人格がひとつの体に宿るというこの病気は、いわずと知れた重度の精神病。しかも、鬱病のようにありふれた病気でないだけに、半ば宗教がかったり、オカルトめいた扱いをされていたと思います。
日本ではあの宮崎勤の多重人格の精神鑑定で、一躍脚光を浴びましたね。

精神医学の本にもその名を登場させる超難病ですが、日本だけに関わらず世界各国で「多重人格なんて病気はない。あれは偽の病気だ」という人がたくさんいます。精神科医や看護士の中にも、その様な「ウソ病」説をおおっぴらに支持している人も多いといいます。

私に関していえば、この病気は偽でもなく、ましてやオカルトでもなく、紛れもなくこの世に存在するものだと思っています。その一方で、特異な症状をもつ病気だということもあり、記憶喪失と同様に、多重人格を装うニセ患者もかなりいる思います。

この多重人格、患者は圧倒的に女性が多いらしいです。というのは、多重人格のナンバーワンの原因は性虐待だからという事実があり、自然と女の子がその餌食になりやすい…。

性虐待は、思春期を迎えた後、ある程度女のカラダになってからでも、相当きついもんだと思います。しかし、多重人格を発症してしまう人は、それよりもずっと前、そう、幼稚園児やいわゆる幼児の範疇に入る3歳ごろから性虐待を受けているのです。性虐待の加害者は実の父親だったり養父だったり、叔父だったり、兄だったり、いわゆる家族や近親者によるものが多く、ある程度の年齢になるまで執拗に性的な虐待が繰り返されます。それも、ちょこっと触るぐらいじゃない。いわゆる挿入ありのフルコースです。

幼い子供にとってはカラダが引き裂かれるぐらい痛いはず。また、訳がわからなくても、うすうす罪悪感を感じ、その後、自分が汚れているという考えに取り付かれるようです。
あまりの心とカラダの衝撃に、おもわず防衛本能が働き、自分の精神をカラダから切り離してしまう。そして、その時に別人格が誕生する、という仕組みです。

私がこの病気が紛れもない本物だと思うのは、自分が気絶したときの感覚。あれに似ているのではないかと思うからです。人格が入れ替わるとき、はじめに出ていた人格はブラックアウト(気絶状態)となり、別人格が現れるというのです。

私は性虐待は受けたことがありませんが、ある病気で病院に行き、立つことができないぐらいの腰痛と腹痛に見舞われていたにもかかわらず、レントゲンを撮られることになりました。レントゲンには立ち上がって少し静止しておかなくてはならないので、それこそ冷や汗をかきながら苦痛に歯を食いしばり、機械に抱きついたのでした。次に私が目覚めたのは、病室のベッドの上。気絶から覚めるときのあの感覚。身体にわずかな電流が走り、指の先端から徐々に目覚めていくような感覚。まさに人格交代のときの描写にそっくりなのです。私の勝手な判断では、幼い頃に性虐待を受けた子供は、あまりの恐ろしさと痛さによって、気絶するのだろうと思います。その気絶の最中に自分の精神を守るために別人格が登場するのではないかと。

多重人格に興味を持ったことが発端となり、虐待についていろいろ調べてみました。そして、ベストセラーの「ITと呼ばれた子」を読んでみました。この本は、史上最悪といわれた幼児虐待時代を生き抜き、今、立派に社会生活を送っている男性の実話です。

彼は実の母親によって凄ましい暴力を受けていました。また、彼はこれによって人格が分裂したりはしませんでしたが、心に大きな闇を抱えているのは事実です。その暴力たるや、拷問ともいえるものでした。

最近、日本でも実父や養父、母親による虐待が原因で、子供が命を落とすという事件が多発しています。「どうして実の子供にそういうことができるのか」、と普通の人ならそう思うでしょう。つまり、私たちは親に虐待されなかったからそう考えるわけです。親は子供を愛するのは当たり前と思っているからこそ、信じられないのです。

しかし、程度の差こそあれ、幼児虐待はもはや稀なケースとはいえず、虐待を受けた子供が生き延びて大人になると、自分の子供に虐待する、という悪しき連鎖を産むといいます。親に愛されなかった子供は、子どもの愛し方を知らない。だから、暴力が愛情だと思い込んだり、子どもは殴って育てるものだと思い込む。被虐待児は多くの場合、青年期に問題を起こします。精神を病んでいることも少なからずあると思います。
そう考えると、子育ては思った以上にその子の人生に関わる大変なことなのだ、と感じざるを得ません。その重大事を軽く考え、「子どもの不始末は学校のせい」と責任回避してしまう親のなんと多いことか。

私の友人は、先日、日本のパン屋さんで躾のなってない子どもを見たそうです。その子どもは見目麗しく並べられたパンに片っ端から指を突っ込み、陳列をめちゃくちゃにしていたそうです。友人(男)は、その子どもに「何してるんだ!そんなことをたらダメだろう」と注意すると、子どもはなんとアカンベーをしたのだとか。そこで友人は、ゴツンと頭に拳骨を食らわせたのだそう。

そうすると子どもは泣き出し、母親らしき女性のの元へ駆け寄ったのだとか。当然、その女性は「うちの子に何するんですか!」と血相を変えて抗議。友人が「何をしただと!このパンを見てみろ。お前のところのクソガキが全部穴を開けたんだ!」と証拠を突きつけると、母親は怒りの顔のまま財布を開き、一万円札を抜き取ってパン屋の店員に投げるように渡し、そそくさと子供を連れて店を後にしたとか。その母親の後姿に、友人は「金を払えば、済むっていう問題じゃないぞ!」とパン屋の店主の声を代弁(本人はそういってます)したといいます。

この顛末、人の子どもをゲンコツした友人の暴力一言の謝罪もない母親の非常識の2面性がありますが、私は友人だからとえこひいきするわけじゃありませんが、友人のゲンコツは虐待ではない。これこそが躾の範疇だと思うのです。一方、母親の態度は恐ろしい。「何か悪いことをしても御カネで解決できる」という間違った認識を子どもに態度で教えてしまっている。

なんだか、重たい話題ですみません。だけど、これから人の親になろうという私(希望的観測)としては、この恐ろしい現実から目を背けられなくて。私が幼児を虐待し、ここから悪しき連鎖が始まることのないように、心して母親にならねば…。ウム。
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テーマ : 暮らし・生活 - ジャンル : ライフ

Comment

そのとおり!!!

ヒポさんの意見に大きく大きく賛同します!

ご友人の拳骨は躾の拳骨です!愛の拳骨だ~~!
もし自分の子供がパンに穴を開けたら・・・謝るのは当然。

そもそも子供を連れて店に入るところから商品を触らないか気を配るのが親の責任です。もし謝って触ってしまったものは、すぐ子供に注意してそっと自分のトレーに入れるのが普通でしょう!

ヒポさんでもそうするでしょう!!きっと殆どの親がそこまでの常識・良識は持っていると思います。だといいな~~

性的虐待のところ・・・痛々しく読みました。うちにも幼い娘がいるのでヒトゴトとは思えません。想像しただけで心と体が痛くなります。
そう感じることが、夫も私も親には愛されて育てられた証拠なんだな~~と改めておもいます。(そりゃ叩かれたり殴られたり・・・はあったけど躾の範囲内でしょう)

別人格にその痛みを代わりに受けてもらわなければならないほど、辛い事を子供時代に経験しないといけない子は本当に不幸です。

かといって隣の家庭がそうなっているかどうかは・・・なかなか気がつけるものではなく、兄弟からの虐待が減らないのは親が気がつかないから・・・同じ家に住んでいてもこの状況。

減ってほしいけど、減りにくい事例なんでしょうね。私達は何ができるかなー?

まみさん

子供のいる私の友人を見ていても、子供が人様に迷惑をかけないように、そして、子供が危ない目にあわないように、と何をしていても常に子供を気にかけているように思います。まさに、まみさんの考えが常識なんだと思っていましたが、その常識を外れる人が思った異常に多いことに驚いているこの頃です。
まみさんは小さな娘さんをお持ちなので、幼児虐待に関する記述やニュースにはひときわ心を痛められることだと思います。親による虐待がこの世からなくなれば、犯罪率もぐっと減るのではないかと思うほど、子供の頃の虐待経験はその人のその後の人生に大きく影響するようですね。
私も人の親になれたら、この点を忘れずに、愛にあふれる親子関係を目指したいと思います。その時はいろいろ教えてね!

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書いているうちに
公にはできないような過激文章になったので
シークレットにしておきます。
興奮しちゃって・・・ごめんちゃい凹

シークレットあっち(笑)さんへ

フム。実は私も同じように考えてるのよ。子供は欲しいけれども、きちんとした大人に育てられるか、また、自分がきちんとした親になれるか、という不安は常にあります。
ココロの病が蔓延している最近では、境界型のボーダーも相当多い。それはそれである意味病気なんだろうけど、人様に迷惑をかける病気であることは確か。
そう、親がきちんと育てないと、その結果、病気の人間が増えて、社会全体に打撃を与えるわけです。一方、親がきちんと育てていても、脳に腫瘍があったり、避けられないような災難に見舞われて、子供が暴力的な性格になったり、と、不可抗力の場合もあるけど、これはかなり少数派だと思います。
病気のフリをする人は、行動や性格の幼稚さがなせる業なんだと思うけれども、これって、本当に病気の人にしてみたら、すっごい迷惑な話だと思うんだよね。エセ病がいるおかげで、本当に病気の自分まで胡散臭い目で見られたり、適切な治療が受けられなかったり。
私は鬱病経験者ですが、あのありふれた鬱病ですら、本人にとっては地獄の苦しみでした。難病といわれる解離性同一性人格障害の人なんかは、想像を絶する苦痛と戦っているはずです。思春期とかは、まだ心が幼くて不安定だから、つい人の関心を買うためにエセ病のフリをしてしまうこともあると思う。でも、いわゆる社会人になってから、エセの病で人を振り回すのは、本当にやめて欲しいです。
しかし、あっちさんの周りって、エセ病のモデルケースがてんこ盛りですな。一度、じっくり話を聞いてみたい(笑)。

パン屋で拳骨をした友人さん、格好いいです!素晴らしいv-424
勇気に感服です。私も、注意しようか!と思った場面に何度も出くわしましたが
勇気がなくて出来ません。「ウチの子に何すんの!」と、保護者から訴えられるのがオチですから。

ウチは田舎で環境もよく、子育てのサポートも他県より充実している地域なのに・・
虐待は増加し続けています。
児童施設に、親は居るのに虐待等で育てられない子を一時預かりするシステムを採用してますが
施設は満員状態で、どうしょうもない状況です。
虐待する=いらない子・・というわけではなく、虐待するのに・・一応子に対して愛情はあり、子は手放せない!
けど、一緒に暮らすと虐待してしまう・・という図式らしい。
↑このヘンがこの問題の難しさのようです。

虐待=連鎖が殆どなのでないかと思います。現在、増えたというのは、表面化されただけでないかと思います。

このような問題・・心の問題に対してもそうだけど、けして他人事だとは思えません・・
自分が罹ることもありうる・・と想定して、サポートシステムを今から調べていきたいと思います。
何らかの手助けや乗り越える道は、必ずある!・・と信じてます。

とても興味深く読ませていただきました。
ヒポさん、入魂の記事ですね!
私は、軽いものですが経験者ですので、目を背けられない問題です(虐待)。
人格が乖離してしまうくらい酷い虐待もそうですが
私のような軽い虐待(挿入なし)は、もっともっと多いと思います。実際中学の同級生にいましたし。
その程度でも、家族関係をうまく結べなくなります。
「親」というものに対する「信頼・尊敬」というものが一切持てなくなります。
そうすると、人生の教師というか、目標みたいなものや、愛の根源みたいなものが無くなって、心がさまようことになる・・・。
本当に「親」という仕事(あえて)は、重大事業と言わざるを得ませんね。
私も、長男が小さい頃は、良い母親とはいえませんでした。
でも、幸いなことに、人一倍可愛かった。愛情は消えてなかったようです。
ばあばに預けてしょっちゅう遊びに行ったり、感情にまかせて大声で叱ってばかりいたけど、それでも長男は、私の愛情はわかってくれていたみたい。
今の彼を見ていて、そう思えます。
大変だったけど、バカだったけど、子供を産んで良かったと、今は心から思えます。

ヒポさん、ビリーもうすぐ2ヶ月目突入ですが、なんと!生理周期が少し伸びたんですよ!
不妊治療してたときにやってたら・・もしかして?w
なんて思っちゃいました。

ヒポさんの元に、赤ちゃんがやってくるよう、遠くからいつも祈ってますよ♪

こんこんさん

お返事が遅くなってすみませんでした。月曜日に手術して、やっと家に戻ってきましたー。
ゲンコツをお見舞いした友人は、見た目もかっこいいですよ(笑)。
こんこんさんところの県は、福祉がしっかりしているのですね。すばらしい。それでも虐待報告が増加し続けているってのが怖いですが。
わたしも、虐待は連鎖するものだと思ってます。いつ私がその連鎖の発端となるかもわからないと思うと、自分で自分が怖くなることも。
あれから、その手の本を読み漁り、全く普通の人が突如虐待親になってしまうということを知りました。怖いことですー。
愛情があるのに虐待する・・・これ、DVにも通じる感情なのかな?難しいねえ。ハーっ。

ナンシイさん

本来なら手放しで信頼する家族~虐待を受けてしまったら、そのココロの衝撃はすごく大きいのでしょうね。うまく親子関係を結べなくなる・・・、とても悲しい現実です。
でも、自分の子供を被虐待児にすることなく、時々バランスを失いながらも愛情たっぷりに育てたナンシイさんは素晴らしい!私が子育てを経験したら、怒鳴ったり叱ったり、すぐにバランスを失ってしまうことだと思います。自分でそれがなんとなく想像できて怖いのです。
ビリーで生理周期に変化が?すごいっ。もう2ヶ月も続いてるんですか?現在、子宮筋腫摘出手術の痕で、ほとんど動けない場とぁ位ですが、これは試してみる価値ありそうですね。ウン!よい情報をありがとうございます。

ヒポさん、手術終わられたかしら?
お疲れ様でした。
無理をなさらず体調を整えてくださいね。

ITと呼ばれた子、私も読みました。
衝撃を受けました。
弟の方だけを可愛がり、兄の方を虐待する母親を恐ろしいと思うと同時に、虐待をされ続けた子が不憫で仕方なかった。
外国だし、過去の話なのに、「助けたい!」と強く思いました。
あんなにひどい虐待は特殊な例に思いがちですが、ほんとは身近にたくさん潜んでいるのかもしれないですね。

私はよく母に叩かれました。
私の姉もよく自分の子どもたちの頭をペチッと叩くことがあります。
それは“躾”の範疇です。
虐待や暴力は、自分の感情だけで相手を傷つけてしまうことだと思います。
だから、パン屋さんでお友達がされた行動は、暴力では無いと思うし、天晴れ!と拍手を送りたいです。

サキマルさん

手術、無事に終わりました。思ったよりもお腹をざっくり切られて、痛いです(涙)。あー、はやく傷がいえて欲しい。

「Itと呼ばれた子」のデイビットがまともなというよりも、素晴らしい大人になったことは、あの壮絶な虐待から考えると、ほとんど奇跡だと思います。でも、本当に、人間はどこまでも残酷になれるんですね・・・。

パン屋の友人は、子供に対してだけでなく、いろいろと天晴れ話があります。曲がったことがキライというか、自分が納得できないことをあいまいにしておけないたちのようです。ヤツも、いつかいい父親になることでしょう!

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